植物の暑さ、寒さ対策

植物の基礎知識

植物の暑さ対策

多くの植物は、夏の高温多湿の環境は苦手となります。
高温だけなら日よけなどをすればいいですが、さらに多湿が加わり夏バテとなってしまうのです。

花壇植えの場合

風通しをよくするためにも、株の下の葉を取って株間に風が通るようにします。日よけには寒冷紗(遮光ネット)を使い、遮光率は30~50%のものがいいでしょう。

コンテナの場合

コンテナ同士の間隔を広げて置き、風通しをよくします。置き場所も、地面にあるものは台の上など高い位置に移動すると風通しがよくなります。コンクリートの上に直接置いていた場合など、照り返しで温度が高くなるので、すのこなどを敷いてその上に置きます。

気温が高いときには、根も呼吸を盛んにするので根詰まりして、根は酸欠状態になってしまいます。それを避けるため、通気性のよい用土に植え替えるようにしましょう。

夕方に打ち水をするのも効果的です。
コンテナの周りの地面や壁に間接的に水をかけ、温度を下げるようにしましょう。

夏の水やり

夏の間は、生育の旺盛な植物では、水やりは朝と夕方の2回必要です。日差しが強いときに水をやると、蒸れてしまいしおれたりしてしまいます。そして水も与えすぎると、根腐れする場合があるので注意しましょう。

肥料で夏バテを防ぐ

植物が夏バテしにくくなる肥料をほどこしましょう。
肥料はチッソ、リン酸、カリで成り立っていますが、中でもチッソ分の多い肥料をほどこすと夏バテしやすくなります。一方でカリ分の多い肥料は、夏バテを防ぐ耐暑性の効果があり、また耐寒性をつける効果もあります。このカリ分の高い肥料は、夏前から与えます。

植物の寒さ対策

霜対策

初霜の降りる11月中旬頃までには防寒用品を準備しておきましょう。 
耐寒性の品種は戸外でそのまま越冬できますが、強い霜にあたると葉が枯れたり、霜柱で土が浮き上がって根が切れてしまうことがあります。寒さが厳しい場所では防寒した方が無難です。

花壇植えの場合

半耐寒性の植物の場合は、霜にあたると傷んだり枯れたりすることがあります。
霜よけに防寒用の不織布でできた「べたがけ資材」を使うようにします。不織布をかけるときは、そのまま植物にたるませ気味にかけて、周囲を土に埋めて固定しておきます。不織布は風通しもよく、太陽光も透過するので春までそのままで大丈夫です。
防霜用の穴あきのビニールフィルムも手軽にできます。植物の周囲に支柱用針金を立てて、その上からビニールフィルムでおおいます。

コンテナの場合

大き目の発泡スチロールの箱などに、鉢ごと入れておきます。昼間は太陽に当てて、夜間はふたを閉めておくといいでしょう。
花壇植えと同様な不織布をかけたり、腐葉土でおおったりするのもOKです。

非耐寒性の場合

室内に移動させるとき
非耐寒性の植物は、最低気温が15度以下になったら室内に入れる必要があります。ところが、室内に入れたとたんに植物が枯れてしまうことがあります。それは室内の暖房のせいで乾燥しすぎたことや、日中と夜間の温度差が原因のようです。室内に植物を取り込むときは、温度差の少ない場所に置くようにしたいものです。

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