球根の植えつけ

球根植物

球根を植えつける場所

秋植えと夏植え球根の場合

花芽が球根の中にできあがっているので、植えるときに肥料は必要ありません。
春植え球根は、植え付け後に生長しながら花芽をつけるので、元肥や追肥が必要になってきます。ただしアマリリスは除きます。

春植え球根の場合

植えつける場所に堆肥か腐葉土をたっぷりとほどこし、化成肥料を球根1個につきひとつかみほどあたえ、球根を植えつけます。
その後も9月頃までは1ヶ月に1回は追肥として化成肥料を少々ほどこします。

球根の植えつけ方

花壇の場合

球根を植えつける深さは、球根ごとに違ってきます。
一般的には、深さと間隔は球根2個分をあけて植えるので、穴の深さは球根3個分になります。

ユリの植え方

ユリは球根の下に株をささえる「下根」といわれる根が出ます。さらに球根の上には「上根」という根がたくさん出て、養分や水分の吸収を行っています。
上根や下根が伸びるスペースを確保するため、球根を植える深さは球根の大きさの4~5倍が必要になってきます。

コンテナの場合

コンテナに植える場合の用土は排水のよい赤玉土に腐葉土などを入れて、化成肥料を混ぜ合わせておきます。球根専用の土もあるので、それを使うと便利です。
コンテナは根の生育するスペースが限られてしまうため、球根がかくれるくらいの深さに植えます。間隔は球根1個分くらいあけます。ユリの場合は、できるだけ深いものがいいので、観葉植物の鉢などを使用しましょう。
植えつけたら、水をたっぷりとやりましょう。

植えつけた後の管理

特に秋植えの球根やコンテナ植えの場合は、土を乾かさないようにします。土が乾くとウイルス病に感染しやすくなったり、冬の乾燥で花芽がつぶれて春になっても葉ばかりが伸びてしまいます。
土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えるようにしましょう。

花後の球根はどうするか

花壇などの露地植えの場合は、花が咲き終わったあとの球根は3~4年間は植えたままでも大丈夫です。
コンテナ栽培の場合は、毎年掘り上げて貯蔵し翌年には新しい用土で植えつけます。
厳冬地では、球根が凍って腐ってしまうこともあるので、毎年堀り上げたほうがいいでしょう。
数年間植えっぱなしにする場合は、花後の管理をしっかりと行う必要があります。

花後の管理とは

花が終わったら、すぐに肥料をほどこすことが大事です。
花が終わると蓄えられていた養分はほとんど使い切ってしまうため、球根を肥大させるための肥料が必要になってくるのです。肥料は、球根を育てるカリ分の多い化成肥料を使用すると効果があります。肥料をほどこす時期は、花が咲き始めてから終わるまでの間です。咲き終わってから1ヶ月も経ってからほどこしても効果はなくなります。

花後は枯れるまで葉はカットしてはいけません。
花が終わってから1~2ヶ月くらいは葉も青々としていて、その間に光合成を行って養分を作り、球根が肥大していくからです。

秋植えのユリの球根

秋植えのユリの球根は毎年は掘り上げないで、植えたままにしておきます。テッポウユリやエゾスカシユリなどは3~4年に一度、山百合、カサブランカ・カノコユリなどは5~6年に一度は植え替えします。
花壇植えの別の場所に植えつけたいときやコンテナ栽培の場合は、翌年の植えつけ時期に堀り上げて、すぐに植えつけます。

球根を掘り上げる場合

葉が1/3枯れた時に、葉を付けたまま堀り上げます。
葉が完全に枯れるまで待っていると、球根を堀上げてから腐ることがあるので注意しましょう。
堀り上げたら葉をつけたまま日陰に1週間ほど置いておきます。
その間に、葉で作られた養分が根に移っていきます。
1週間ほどたつと葉が枯れてくるので、付け根のところからハサミなどで切り離します。球根は網袋などに入れて、風通しのよい軒下などに吊るして貯蔵しておきます。雨にあたったり湿気が多いところは避けましょう。

特別な球根(ダリア・カンナ・ジンジャーなど)の貯蔵法

ダリア・カンナ・ジンジャーなどの春植え球根は、乾燥させると傷むため、貯蔵方法が違います。
掘り上げる時期は、花が終わって茎葉が枯れてきたときです。掘り上げたあと、球根同士は絶対に切り離さないようにしましょう。
貯蔵方法は、ポリ袋などに少し湿らせたバーミキュライトを入れて、そこへ球根を埋め込んでおき、袋の口を密閉しておきます。時々は点検して、中が乾いている時には湿らせるようにします。


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