病害虫の種類とその対策

病害虫

病気の種類とその対策

糸状菌による病気

カビ類である糸状菌によるものです。白色や黒色などの斑点(病斑)が現れ、腐ってきます。うどんこ病、褐斑病、黒星病、炭疽病、膏薬病、べと病、立枯病などがあります。

細菌による病気

植物に瘤や萎縮、軟化などがみられるもので、軟腐病、青枯れ病などがあります。

ウイルスによる病気

代表的なものにはモザイク病があります。モザイク病は芽の先が縮れたり、葉がモザイクのようなまだら模様になったりします。この病気には薬剤を使っても効果が出にくいため、発見したらすぐに株を処分することが必要です。

病気対策と薬剤散布

病害虫を防ぐ環境づくりにもあるように、予防をする環境づくりが大切です。
それでも病気が発生したら、薬剤散布をする必要があります。

薬剤を使うときには、どんな病気なのかを見分けて、適切な薬剤を使うことで効果が現れます。病気の原因が糸状菌か細菌なのかが分からないときには、まず糸状菌が原因となる病気に効果がある薬剤を使ってみることです。それで効果が出ないときには、細菌が原因となる病気に効く薬剤を使います。

薬剤散布をするときの注意点

薬剤を薄めるときは正確に

水で希釈するときは、目分量ではなくきちんと量ります。
例えば1,000倍液を1リットル作りたい場合は、薬剤1mgに対し水1リットルになります。
2リットルや500ミリリットルなどは、ペットボトルで量をはかると便利です。

薬剤の散布する時間帯は
薬剤の散布は早朝か夕方の、曇りで風のない日がベストです。
暑い昼間に散布すると植物の活動が活発すぎたり、茎葉に付いた薬液がすぐにに乾燥するなどの理由で、薬害が出やすくなります。
風の強い日は薬剤が飛んでしまうことがあります。
風が少しあるときは、風上にたって散布します。風下から散布すると薬剤を吸い込んでしまうこともあるからです。

散布をするときの服装は
露出部分が少なくなるような服装をして、帽子、ゴーグル、マスク、ゴム手袋、ゴム長靴なども使うといいでしょう。
そして薬液を吸い込んだり、肌に直接触れることのないよう、十分に注意をして散布します。、
作業が終わったあとは、できればシャワーを使い、全身や手や顔を石けんでよく洗い、うがいや目の洗浄もするのが一番です。
衣類は着替えて、他のものとは別にして洗濯します。

噴霧器を使った後の手入れ
噴霧器を使った後は、きちんと手入れをして次に使うときに支障のないようにしておきます。
容器の中に水を入れたまま数回噴霧をして、中の薬剤を完全に洗い流します。噴霧器の先端の穴に薬剤がこびりつかないようにするのが大事です。

害虫の種類とその対策

害虫を防ぐための対策をしても、害虫が発生してしまうことが多いでしょう。害虫の兆しがみえたら、すぐに的確な対策をすることが大事です。
害虫を発見したときには、すぐに取り除きます。害虫の数が少ないうちに退治しておくことが大事です。

アブラムシ対策

  • アブラムシは直射日光を嫌うので、アルミ箔を容器の下に敷いておきます。アルミ箔によって葉の裏に日光が反射するので、アブラムシが寄り付かなくなります。
  • 牛乳を原液か薄めたものをスプレーすると、アブラムシが呼吸困難を起こして窒息死するそうです。
  • 木酢液を薄めてスプレーします。
  • タバコの吸殻を、ネットやストッキングなどに入れて水に浸しておきます。茶色の液体ができたらそれをアブラムシにスプレーします。
  • テントウムシの多くはアブラムシの天敵です。そのテントウムシを捕まえてきて置いておくと、アブラムシを食べてくれます。ナナホシテントウやナミテントウなどが益虫です。ニジュウヤホシテントウムシは害虫で葉を食べてしまうので、注意しましょう。

ナメクジ対策

  • ナメクジは銅を嫌うので、鉢底や土の上などに銅ネットを置いたり、鉢の周りを銅のワイヤで巻いておきましょう。
  • ビールをゼリーやプリンなどの容器に入れて、土中に容器の口が出るくらいに埋めておきます。翌朝には、ナメクジが容器の中で溺れています。
  • レギュラーコーヒーを入れた後の粉を乾燥させて、土の上にまいておくとナメクジが来ないそうです。

センチュウ対策

ベゴニヤやペチュニア、ユリ、ボタンなどが被害を受けます。
昔から、マリーゴールドをを植える方法が有効であるとされています。マリーゴールドの根から分泌される物質を、センチュウが嫌うことから防除できるそうです。

コナジラミ対策

コナジラミの中でも、オンシツコナジラミの被害が多い植物
ポインセチア、タチアオイ、ペチュニア、サルビア、ケイトウ、パンジー、アスター、アゲラタムなど
体長1ミリほどの白い虫で、葉の裏に寄生して植物の汁を吸って被害を及ぼします。

予防としては、葉の裏をシャワーで水をふりかけてよく洗います。
オンシツコナジラミは黄色の光に集まる性質があるので、黄色の粘着リボンや粘着シートを設置したりして誘穀することができます。

病害虫
スポンサーリンク
種まきから始める花づくり
タイトルとURLをコピーしました